発達障害と仕事 ―― オープン就労とクローズ就労、どっちを選ぶ?
給料・配慮・定着率の違いと選び方/2026年5月時点
発達障害があって働くときの大きな分かれ道が、障害を会社に伝える「オープン就労(障害者雇用)」か、伝えない「クローズ就労(一般雇用)」か。ざっくり言うと、クローズは求人が多く給料も高めだが配慮が受けにくく続けにくい。オープンは配慮があり続けやすいが、給料は低めで単純作業が多い、というトレードオフです。
オープンとクローズの比較(無料)
| オープン(障害者雇用) | クローズ(一般雇用) | |
|---|---|---|
| 障害の開示 | する | しない |
| 障害者手帳 | 障害者雇用枠は必須 | 不要 |
| 配慮 | 受けやすい | 受けにくい |
| 求人数・職種 | 少なめ・狭め | 多い・広い |
| 給料 | 低めの傾向 | 高めの傾向 |
| 続けやすさ(定着率) | 高い | 低い |
厚生労働省の調査では、障害者雇用の1か月平均賃金は精神障害で約149,000円、発達障害で約130,000円(一般の正社員平均は約318,300円)。給料が低めなのは、配慮による業務量の調整、短時間勤務や非正規が多いこと、単純作業中心の求人が多いことなどが背景です。一方で、障害を開示して働いた人のほうが職場への定着率は高い、というデータもあります。
私の場合:障害者雇用の求人は単純作業が多く給料も安く、これでは生活が成り立たないと感じて、私は一般雇用(クローズ)を選びました。困りごとはタスク管理ツールなどでカバーしています。ただ、これは運が良かった面もあり、職種によっては通用しないこともある——詳しい判断の仕方は有料の章で書いています。
もっと詳しく:就職・働き方の章(有料)
無料の概要に加えて、有料の章では当事者の実体験をもとに、次の内容を扱っています。
- オープン/クローズの「決め方」(自分はどう判断したか・後悔しない選び方)
- 就職支援サービスの比較(dodaチャレンジ・atGP・LITALICO仕事ナビ・マイナビパートナーズ・マイナーリーグ)と、当事者が実際に使った感想
- 応募・面接で「配慮」を角が立たず具体的に伝えるコツ
※購入リンク(note/Gumroad等)は公開時に設置。就職支援サービスの一部は、登録等で当サイトに紹介料が入るアフィリエイトを含みます。報酬の有無で内容を歪めず、合わないサービスは「使わない選択」も併記します。
よくある質問(FAQ)
- オープン就労とクローズ就労の違いは?
- オープンは障害を会社に伝えて働くこと(障害者雇用枠は手帳が必須)。クローズは伝えず一般雇用枠で働くことです。
- どちらが給料が高いですか?
- 一般雇用(クローズ)の方が求人が多く給料も高めの傾向です。障害者雇用(オープン)は配慮が受けやすく定着率が高い一方、給料は低めで単純作業が多い傾向があります。
- 障害者手帳がないと働けませんか?
- 障害者雇用枠の応募には手帳が必須ですが、一般雇用枠(クローズ)は手帳がなくても働けます。
次の一歩
この記事は当事者の経験と公開情報をまとめたもので、特定の働き方や就職を保証するものではありません。賃金・制度は時点情報です。
